町工場ブランド「89Ing」

横浜の町工場『羽咋工業』が
オリジナルブランドを立ち上げました。

1972年の創業以来、金属加工一筋。
職人技と経験、最新の設備とネットワークを駆使して、キャンプギアを中心とした金属加工製品をご提案していきたいと思っております。

「89Ing」の由来

羽咋（ハクイ）工業の名称を数字で表現することで、高い技術力を表現（891＝ハクイ）。
そこに現在進行形を表す「Ing」を足し、長く使い続けていける製品特徴を示唆。
歩くのを楽しむならウォーキング（Walk＋Ing）、庭を楽しむならガーデニングGarden＋Ing）のように、ハクイを楽しむブランドとして「89Ing」と名付けました。

89Ing誕生のきっかけ

世の中には、素晴らしい商品がたくさんあります。
「すごい。こんなアイデアがあるんだ！」「安い。この製品がこんな価格で買えるの？」など感心させられることばかりです。
一方、「いい値段で売っているな」「安いけど耐久性を考えると長く使えないかも」。
金属は何度でもリサイクル可能で、とってもエコなはずなのに「使い捨てって切ないよね」と思うこともしばしば。
そのような商品を見かけると、モノづくりに携わるものとして、なんだかずっとモヤモヤとしていました。
材料の調達から、設計加工まで行うことができる羽咋工業。
適切な強度で製作し、適切な価格で販売、そして最後に適切な廃棄処理をすることを私たちならできるのでは、、、。
もし、小さい時に使用していた焚火台で、自分の子供とキャンプを楽しめたら最高だと思いませんか？
そんなかけがえのない商品を作ってみたい！
そんな想いから89ingは誕生しました。

不慣れなことばかりで悪戦苦闘

私、89ingの店長（広報）兼、羽咋工業の代表です。
やっと念願のホームページを公開することができましたが、ここまでの道のりの長いこと長いこと。
いかんせん金属加工一筋、ブランドを作るなんて何のことやら。
とりあえず作りたいものはある！ただアイデアを形にできても、どうやって売ったらいいかわからない。
インスタグラムやECサイトBASEで販売するのも一苦労。
商品開発、名前決め、撮影、、、。
すべて慣れないことばかりで連日勉強の日々。
そんな中、ロゴを制作していただいたデザイナーさんのご協力のもと、慣れないスタッフと共に四苦八苦しながら、ようやくここまで漕ぎ着けることができました。
このブログも書き始めてから、かれこれ1カ月、、、。
今後はスタッフと一緒に更新していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

製品シリーズ紹介！スタッフと一緒に決めました。

89ingでは主にキャンプ製品は3つのシリーズで取り扱いを始めることにしました。

＃重厚　ずっと遊べる重厚シリーズ

頑丈だからこそ、ちょっと重たいのはご愛嬌。
重い分だけ、想いを込めてつくっている製品たちです。
壊れにくい分だけ長く使っていただけるというのはもちろんですが、たくさんのキャンプ製品がどんどん軽くなっていく中、重い製品があってもいいのでは。
重さも金属の魅力、私なんかは金属のずっしり感にグッとくるタイプの変態なので、そんな楽しみ方もご提案させていただきました。

＃クセもの　ずっと愛せるこだわり技巧シリーズ

「お客様のために」は、いったんナシで。
職人が自由な発想でつくってみたいものをつくっただけの、ひとクセもふたクセもあるアイデアシリーズです。
素晴らしいデザインを作るセンスは私たちにはありません。
ただ毎日金属をさわっている私たちだからこそ、「こんな製品があったら面白いな」を形にできると思い作る製品たちです。

#真鍮　ずっと見ていられる真鍮シリーズ

大胆に見せるか。
あるいはワンポイントで見せるか。
真鍮のカッコよさをただひたすら追求したシリーズです。
真鍮ってキレイですよね。
金属の変化を楽しむ上では欠かせない素材、それが真鍮です。
経年変化を語るなら真鍮ではじまり真鍮で終わるといっても過言ではない（知りません）ほど、定番の素材だと思います。
アンティーク調な歴史を感じる真鍮を見たときは、普段美しい金属だけで飯が3杯はいける私ですが、逆にご飯を食べれないほどに見惚れてしまいます。
そんな一人一人の歴史を目で見て楽しむことができる製品を作っていきたいと思っています。

今後も頑張って、不慣れな更新作業や製品追加作業を行っていきます。
皆様と一緒に『金属を遊び尽くす』ことができるように、スタッフ一同励んでまいります。
皆様の温かなご支援に日々感謝しながら、拙い私たちですが一歩一歩進んで参りますので何卒よろしくお願いいたします。